醒めない夢を見ていた

ただ、いとしいとつたえるだけ。

月の綺麗な冬の夜だから、『何年たっても』の話をしよう

皆さまは、2008年6月4日に発売されたKAT-TUNの3枚目のオリジナルアルバム、KAT-TUN Ⅲ -QUEEN OF PIRATES-』をご存知でしょうか。このアルバムは、人呼んでKAT-TUNの歴史の中でも最高傑作と呼ばれている作品(コンサート然り)です。このQOPに関しまして、言いたいことはもうそれはそれは山のように、危うい位置にあるジェンガを引き抜くと雪崩てきてしまうかの如くたくさんあるのですが、本日ご紹介したいのは、その中の11曲目であります『何年たっても』という楽曲です。

 

結論から申し上げさせていただきます。

全世界の中丸担のオンナの皆さま、この楽曲を聴くにあたりまして、強靭な気持ちと心臓のご用意をお願い致します。わたしのような強火中西担の皆さま、以下同文です。

わたしはこの曲がシャッフルで流れてくる度に身体に力を込め、漏れ聞こえてしまう悶え声を必死に噛み殺して1曲耐えています。この曲はわたしにとって、連続してうねりながらやって来る爆モテリア恋の海原を泳ぎきる、耐久レースにほかならないのです。

 

当時の中西のビジュアル、こんな感じです。

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は、ハイカーストの最高峰〜〜〜!!!!!!!!

 

心と体の準備はよろしいでしょうか。わたしは今からこの楽曲について歌詞を引用しながら、解説させていただきます。わたしも決死の覚悟で、筆をとる次第です。

まず、『何年たっても』歌詞はこちら。

http://j-lyric.net/artist/a0076ef/l00dbba.html

いま、めちゃくちゃ手に汗握っております。死ぬほど緊張している………………………。

心と体の準備はよろしいでしょうか。お手元に音源がある方は、再生ボタンに手をかけていただいて………。

では、ここがやばいよ『何年たっても』のコーナーを始めさせていただきます。

 

メインボーカル、中丸雄一

はい。死亡です、ありがとうございました。こんな曲と出逢えたわたしは幸せな人生だった………………。お父さん、お母さん、中丸雄一さんがメインボーカルを担当する曲と同じ世界線に存在する時代にわたしを産んでくれてありがとう。感謝しています。

閉店まで 電車もない 予定もない
一緒にいて 時の流れ 感じながら
楽しい夜 その後が 寂しすぎて
いつまでも こんな風に すごしたいね

行にしておよそ4行。Aメロ、ぜーんぶなかまるくん担当なんです。ほんと〜〜〜〜〜〜〜に耳が蕩けるくらい幸せ。もう溺れて死んでもいいです。この曲で死ねるなら本望。

ちょっと歌詞の内容見てくださいよ……!

死ぬほど可愛い!!!!!!!なんだこのめちゃくちゃめちゃくちゃ近いふたりは!!!!もう行くのか???行っちゃえよ!!!!もうちょっと距離詰めたいんだろ????頑張れよ!!!!可愛いなコノヤロー!!!!(ハンカチで口を押さえながら)

この…付き合う直前の直前、肩が触れるか触れないか、手を繋ぐか繋がないかみたいなもどかしい距離、ほんとにほんとにうきうきどきどきするというか…帰りたくない、帰りたくないよねえなかまるくん????もうちょっとここに居ようか!わたし?わたしならもうちょっと居るかな!!!

この頃のなかまるくんの声は、少しくぐもって低く、それでいて軽い、この頃のビジュアルであるチャラ丸くんが全面に溢れんばかりな最高潮のお声をされております。耳馴染みが良く、安定した低音が武器だった頃ではないかと。レコーディングのときに襟足長めのアーガイルチャラ丸くんがこの4行を録音した、その事実に5億払える。

 

第2のボーカル、赤西仁

『HAI……………………?今なんて言った………?』とお思いの方もいらっしゃると思います。もう一度繰り返します。この曲、なかまるくんに次ぐ第2のボーカル、赤西仁なんです。Bメロからこんにちは。あかにしくんです。

いや、Rap詞を書いているのは我らがJOKER先輩だし、(QOPはうるさい組のスペックの高さがバンバン溢れている曲が多すぎる)他のメンバーも歌割りがあるんですが、主に担当しているのはこのふたり。中西厨、無事に息絶えです。

土曜の夜はなぜか恋しい また月曜が待ち伏せてる
はにかんだ 未来はどこ?

Wow! Wow! High! High! High! High!
まだまだ歌うよ 今度いつ会える?
確かじゃないから もっと近づいて

Bメロ〜サビの流れなのですが、中西のオンパレードすぎて既に心が痛い。ギュンギュンギュンぐらい、痛い。

輝かしい土曜の夜の夢の裏側に待ち受けるのは、そう、現実。月曜日です。恋する乙女の皆さまなら、こんな経験1度や2度はあるはず!!!!死ぬほどリアルなこの歌詞を、死ぬほどリアルなのに現実離れしすぎてる生まれたときから爆モテ爆イケ、KAT-TUNのハイカースト男子2トップの赤西仁と中丸雄一が歌うわけです。あかにしくんの綺麗すぎるハモりが、さらにキュンとさせる。

でもな〜〜〜!!!

Wow! Wow! High! High! High! High!
まだまだ歌うよ 今度いつ会える?
確かじゃないから もっと近づいて

なサビの歌詞は、爆モテなふたりだからこそ軽〜く、うざくなくすんなり言葉にしてしまえるんだろうな………というn度目の叶わぬ恋ですね。

 

一気に距離が縮まるふたり

お〜〜〜っと!?????2番にしてこの曲のなかのふたりの距離が、一気にググッと縮まる予感がいたします………!!!いいぞ、頑張れ頑張れ!その調子だ〜〜〜っ!!!!

それじゃねって 別れたら 心さむい (That's Right)
もう少し 一緒にいよう 話したいよ
日が昇って 目にしみて 肩を寄せる
君の腕が 俺つかんで 引き寄せた

Hooooooooooo〜〜〜〜〜〜!!!!キタキタキタ!!!ふたりで付かず離れずの距離で歩いている間に、話をしている間に!!!日付超えたぞ!!!!!なんだこれあまりにもえっち!!!!えっちだよ!!!!まず、日が昇って目に染みて肩寄せて、なかまるくんの腕引き寄せる女の子なんて、あまりに勝ち組だよ!!!!!!

わたしはこの曲の主人公(男の子)は当たり前のようになかまるくんだと思って10年過ごして来たので、この曲の"君"が死ぬほど羨ましかった。物心ついたいまでも羨ましいです。雄でいちばんのひとの腕を引き寄せて許されるだなんて、前世でどんな徳を積んだんだ………。その運、わたしに分けて欲しい。0.001ミリでもいいから。

さあ、物語はここから最高of最高のクライマックスへ!!!!!いくよ〜〜〜〜〜〜!!!!

 

ふたり、つながる。

はい、もう待ちきれないから言っちゃうよ!!!このふたり、ちゃんと、恋します!!!!!Yeah〜〜〜!!!!(大歓喜)

明け方にはもう走り出す電車(トレイン) ギャラリーは増えてるのに
こんな道の ど真ん中で

ふたり キ・ス・し・た
じんじん熱いよ 潤んだ瞳で
初めて言えたよ 君に恋してる
みんなが見てるよ 関係ないんだよ
この瞬間(とき)忘れない 何年たっても

めちゃくちゃめちゃくちゃエモくないですか、この恋の一部始終。なんかね〜〜〜!!!!TOKYOだから成り立つ恋愛だなとしみじみ思うパートなんですよね………。一番列車はやいのに、もうあと少しで街の匂いも色も完全に切り替わって、理性が街に撒かれるようになって行くそのなかで、ひとも動き出してるなかで!道のど真ん中でキスするんですよ………。最高以外の何者でもないでしょう………。聞いて驚くなかれ、しかも『ふたり キ・ス・し・た』のパートを担当しているのは!!!!いらっしゃるのは!!!!!なんと!!!!!!なんと!!!!!!なんと!!!!!!あかにしくんです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!(街に響く歓喜のファンファーレ)

これは嘘でもオタクの妄想でもないです。事実です。しかも、ソロパートなんですよね………。もう勝ちすぎている。赤西仁、勝ってる………。

そこからのパート、ほんとに嬉しさで爆発してる姿がめちゃくちゃめちゃくちゃ綺麗に立ち上がってきて、こっちまで嬉しくて泣けてくる。良かった、初めて『君に恋してる』って言えて良かったよ〜〜〜!!!!!!!!!!!!みんなが見てるけど良いよな!!!!思う存分舞い上がって欲しい!!!!!すきな女の子とキス出来たら、君に恋してるって言えたら、そりゃ〜〜〜天下のなかまるくんもあかにしくんも舞い上がっちゃうよ!!!!いくら天下のおとこたちでも!!!!わかる!!!!!

 

ここでJOKER先輩のリリックスパイス投入

はい、ここでみんなだいすきJOKER先輩のRap詞のスパイス投入です。ヨッ!JOKER先輩〜〜〜!!!!!

いたずらな天使の kiss baby
これは運命の Mix baby
何年たったって君は lover 完全なんだって君は perfect
誰が見てても関係ない
俺が戸惑ってるのは想定内?
君の気持ちを感じた first kiss
何年たっても I remember

もうね〜〜〜!!!!!なんか安心してしまうんですよ、Rapのリリックが居てくれるだけで。Rapが無かったらきっとこの曲、ただの可愛いふたりの恋物語(爆イケ爆モテ無双中西ver)で終わってしまってたかもしれないくらい甘くて可愛いので………。なんか舞い上がってるなかまるくんの肩を思いっきり叩いて『良かったな!!!!でも浮かれすぎんなよ!!!』ってニカッと笑うJOKER先輩の顔が浮かぶなどするRapですね。怖そうに見えて実はめちゃくちゃいいやつJOKER先輩。

 

『僕らのはじまり』の回想、これからも、ずっと隣で。

さてさて、場面は変わって、ここはふたりが付き合って一年くらい経った世界でしょうか。なかまるくんが初めて『君に恋してる』と言えたあのときの気持ちを回想し、まだまだ近い距離のふたりを歌って、この曲は終了するのです。

どんなに新しい世界を見ても (見ても)
俺たちここにいたよ ここにいるよ

まだまだ歌うよ 今度いつ会える?
確かじゃないから もっと近づいて
じんじん熱いよ 潤んだ瞳で
初めて言えたよ 君に恋してる
みんなが見てるよ 関係ないんだよ
この瞬間(とき)忘れない 何年たっても

ここの中西の掛け合いからのなかまるくんソロパートの繋ぎがわたしほんと〜〜〜!!!にすきなんですよ………。最後に爆弾しれっと落としてくるのが正しく爆イケ爆モテの覇王………………。

『どんなに新しい世界を見ても (見ても)
俺たちここにいたよ ここにいるよ』 

ですよ………。ありがとう、ほんとうにありがとうございます……。ここにいたよ、と過去形を使ってちょっと不安にさせておきながら最後はきちんと、ここにいるよ、と隣で微笑んでることをわたし達に伝えてくれる幸せ。ほんとに……………良かった………………。ふたりが幸せなまんまで、綺麗にキュンキュンさせながら曲が終わる幸せ、QOPの中ではなかなかに珍しいのでは無いかと思います。それまでのKAT-TUNの曲の方向性の中では、なかなかに甘い、それも綺麗に甘い曲。6人時代ではほんとに珍しいので、ずっとずっと語りたくなってしまいます。

 

もうこの曲を完全なかたちで歌ってくれることは難しいのかもしれませんが、なかまるくんが言った『6人で笑って話せる10年後』が有るのなら、不可能ではないなとこの想いを秘めつつ、また最強最高の男たちに一生恋していようと思います。それでは、また。

 

おまけ

ちなみにこの『何年たっても』、QOPのコンサートのセトリには入っていたけれど、あかにしくんが(・゚ρ゚)じんじん、っておれのなまえはいってるからうたうのはずかしい!やだ! って言ったことで残念ながらセトリ落ちしました。恥ずかしがるあかにしくんかわいい!プライスレス!!!