あしたも優しい陽がのぼるように
わたしが宇宙一だいすきな男の子が、34歳になった。
いつもこの日になると、「中丸雄一」というひとの力強さとやさしさとまっすぐさに、どうしようもなく泣きそうになる。
幾度の荒波を乗り越えてきたKAT-TUNという船の真ん中で、しっかりと帆を支えていたのは、間違いなく彼だとおもう。
グループの絶対的エースのかめなしくん。どんなときもずっと「アイドル亀梨和也」でいたいと、「KAT-TUNをすきな自分でいなくちゃいけない」「KAT-TUNをすきな自分でいたい」と悩みながらも走り続けて、誰よりも一人ぼっちになっていくのが怖かったはずなのに、悔しかったはずなのに、人前では絶対に泣かなかった彼。そんなかめなしくんと入所日が同じ。運命のスタジオ間違い事件を経て、長い時間をともに歩んできたなかまるくん。かめなしくんとずっとともだちでいてくれてありがとう。かめなしくんがいつまでも安心できる存在でいてください。なかまるくんにチューを迫って「俺が酒入っててお前のことマジだって言ったらどうする?」とかいう爆弾発言したり、いっしょにいるとき顔が完全になかまるくんのオンナになるのめちゃくちゃ興奮するからそのままでいてね。かめなしくんはなかまるくんの彼女だよ!爺孫だいすきよ…!
少しコワモテだけど、人一倍熱い心とやさしさと飽くなき向上心を持ち続けるうえだくん。「俺はKAT-TUNのことしか考えてない」と、単独のお仕事が決まるたびに「グループの活動に繋がるように」と願いを込めて、全身全霊でお仕事をがんばっている彼。結果として、しっかりと確実に彼のやさしさとひたむきな頑張りはみんなに伝わっているはず。そんなうえだくんとKAT-TUN結成前から仲が良く、ずーっと隣にいるなかまるくん。うえだくんがジャンケンで何出すか知ってるなかまるくん。うえだくんの言葉はいつも逆を付いてくることを知ってるなかまるくん。安心と信頼のロバ丸。ロバ丸こわい。すきすぎる。ありがとう。ただただありがとう。ロバ丸がずっといっしょの世界。だいすき。これからもずっと熟年夫婦でいるんだぞ?
10ks!オーラスの東京ドームで、なかまるくんの気持ちが決壊してしまって心も顔もぐしゃぐしゃになってしまったとき、なかまるくんを受け止めてくれてありがとう。ぎゅってしてくれてありがとう。小さく揺れてやだやだって駄々っ子みたいだったなかまるくんを「しょうがないなぁ」って顔して、いままで通り上手側から帰ろうとしてたのに下手側に引っ張って「お前きょうはこっちでいいよ」って笑って3人並んでまっすぐ前を見て、輝いた未来だけを見て船に乗り込んだの、忘れないよ。「KAT-TUNは3人でも大丈夫、また航海に出れる日が来るな」って、あのとき確信したんだよ。あの日、DFEなんて言われている彼の目が、いままで見たことないくらい揺れ動いていて、感情が静かに、でも激しくなってて、限界かもなんておもってしまって。体もずっと縦に揺れてて、声も震えてて。「整理がついた気がします」なんて言ってても、やっぱり寂しくて。かめなしくんが挨拶を終えた瞬間、彼は堪らず仲間に抱きついた。寂しいやだやだって抱きついたの。
最年長なのにね。ほんっとうに泣き虫だよね。デビューコンサートの時も泣いてたよね。そんな彼をやさしい顔で抱きしめられるのは、KAT-TUNがだいすきで守りたくて、がんばってきたかめなしくんとうえだくんだからだとおもう。これからも、なかまるくんをよろしくおねがいします。
ねえ、なかまるくん。
もう34歳なんだね。
時の流れってめちゃくちゃ速いね。
この1年、なかまるくんはたのしかったかな?
たくさん笑えたかな?美味しいものたべたかな?
悲しい涙や悔しい涙が零れたりしなかった?
今年はお仕事めちゃくちゃ充実してるね。
マッサージ探偵ジョー、かっこよかったよ。
お疲れサンクスももちろん聴いたよ。
相変わらずのクリスタルボイスでホッとしたよ。
わたしがだいすきななかまるくんの指先まで芯の通ったダンス、変わってなくて安心したよ。
ずっとやりたかった「中丸くんの楽しい時間」が今度は2になって、また出来るね。
なかまるくんは、「前やったことを覚えてくれてるひとがいるか不安です」なんて言ってたけど、みんなきちんと覚えてるからだいじょうぶ。
安心してどこまでもすきなようにやって下さい。
あの日貴方は言ったね。
「充電期間中、みんなと会う機会が減って、僕らが作り上げてきたコミュニティが薄れるかもしれない。」
その言葉を聞いてすこし不安だった充電期間の幕開け。
けれどいま、あの頃想像もしていなかった、底抜けに明るくて楽しい毎日。
この1年、楽しいことでしか泣き笑いしてないなって、KAT-TUNのお陰で気付けました。
かめなしくんがこないだの国際フォーラムのソロコンで言ってくれたね。
「来年中に東京ドームで集まれたら素敵。」
うえだくんもなかまるくんも、きっと同じ気持ちだよね?
またドームを揺らそうね。三角の名のもとで。
なかまるくんはどんなときだって宇宙一かっこいいけれど、わたしはやっぱり笑った顔がだいすきです。なかまるくんがまた高い声で笑えるようにわたしもなかまるくんをすきでい続けたいとおもう。今年もたくさん笑ってる顔を見られたら、めちゃくちゃしあわせだな〜!
これからも、KAT-TUNとしても、ひとりの男の子としても、思いっきりしあわせになってほしいし、しあわせにしてあげたい。
わたしのなかまるくんへの想いは、永遠に叶わなくたってしあわせだから。すきなものはすき!かっこいいんだぞ!と堂々と言えているから。こんなに誇らしいことはないから。
だからなかまるくん、どうかしあわせでいて。
なかまるくん、お誕生日、おめでとう。
きょう1日、なかまるくんがあたたかなきもちで満ちていますように。
美味しいケーキをたべられますように。
たくさんたのしいことでいっぱいでありますように。
次に零れる涙が、しあわせの涙でありますように。
あしたからの1年も、なかまるくんに優しい陽がのぼる1年でありますように。
なかまるくん、だいすき!
2017.09.04
生きろ、きみはうつくしい。
あともう少しでなかまるくんの誕生日だし、きょうはたぐちくんがカラコンのCM決まってたぐちくんの曲がCMにも使われるんだって!やった!渋谷に展開もされるらしい!嬉しいね!きょうは金曜日だしゆっくり出来るし最高だ!!!なんて浮かれていたら、また悲しい出来事が起きてしまった。唇噛み締める日になってしまった。しかもまた9月1日だ。彼が最後まで愛して、愛し抜いて、大切にしてくれていたKAT-TUNを去った、あの日もそうだった。いまこの気持ちを書き殴らないと眠れないとおもうし、あしたになればいまのこの気持ちはどこか遠くへ消えてしまうかもしれないから、書いておこうとおもう。
きょう、9月1日を以てINKTが解散した。
何故いつも、聖は、ボタンを掛け違えてしまうのだろう。
忘れもしない5月のあの一件があって、シューイチでなかまるくんがコメントを求められて、仲間だったから、そんなことする奴じゃないって最後まで聖を信じていたから、まだ決まったわけじゃないって言ってくれていたから、あの報道があった日からどん底だったけど少し安心して過ごすことが出来ていた部分があって、信じて信じて、ただ帰りを待って、不起訴になって、よかったなあと胸を撫で下ろして、どうかまた聖が戻ってこられますように、笑ってるところが見られますように、機会をいただけるならまた歌えますようにと願いながらゆっくりじっくり聖が戻ってくるのを待っていた。
弟が甲子園に出場したときは、弟想いのやさしいお兄ちゃんの顔をしていて、週刊誌に直撃されてもちゃんと真摯に受け答えして、久々にほんとうに楽しそうに笑っていたから、「あぁ、全く変わらない笑顔だ、ちゃんと笑えてるなあ」って、わたし自身も久々に聖のことで笑えていた。
聖はKAT-TUNを辞めてからどんどんタトゥーが増えていって、実際はKAT-TUNのときからタトゥーがあって、隠しながら活動していて、なかまるくんに怒られていたわけだけど、そのタトゥーが甲子園での応援の写真を撮られて見えてしまったとき、聖は弟のことをおもって、真夏でうだるような暑さなのに、次の試合からは長袖を着て応援するようなひとだ。弟が試合で勝ったら涙を流すひとだ。やさしさのかたまりのようなひとだ。そのやさしさが、ときに聖自身を苦しめて、居場所を無くしてしまうことがある。やさしさ故の苦しみなのか。わたしにはよく分からないけれど、聖の悪いところだなあとおもう。やさしすぎるひとに、世間は冷たい。
正直言ってINKTとして活動している聖のことを、きちんと向き合って応援できるようになったのはここ1年くらいのことだったから、47都道府県ツアーが決まったときは、「ちゃんと聖を見れるようになれて良かった、やっぱりちゃんとステージに戻ってきてくれるひとだ」と嬉しくなって、地元に来てくれるのだから盛大にお祝いしてたのしもう、とおもっていたところだった。INKTにいる聖はとてもたのしそうだった。のびのびしていた。このひとは音楽がすきなのだなあと実感した。持ち前のやさしさで、INKTを知らないひとにも丁寧にINKTのライブのノリ方を教えていたり、インスタライブでたくさん笑ってくれた。ブレないひとだなあとおもった。いつまでも待とうと決めた。
けれど、わたしのおもいとは裏腹にINKTの続報はいくら経っても聞こえてこなかった。おもい返してみれば、たくさんたくさん話し合っていたんだろうとおもう。最後までINKTを残すことをあきらめてはいなかったとおもう。
聖はあの日以来Twitterを更新しなくなった。きょう、久々にツイートされた内容は解散の報告だった。こんなに悲しいツイートを見るなんておもいもしなかった。メンバーも辛い胸のうちを書いていた。
聖は自分を責めるかもしれない。自分のせいでたくさんのひとを悲しませて、居場所を無くしてしまったから、もうダメだと嘆いて消えてしまうかもしれない。底の見えない闇まで堕ちてしまうだろう。ゾクッとするようなことも、この何時間かで頭をよぎった。聖だから、やさしいやさしい男の子だから、もしかしたら。
Twitterを開いたら、一報を聞いたたくさんのひとが動揺していた。
「え、まって」「え」
たくさんの感情たちが、画面の上で、宙ぶらりんになっていた。
たくさんのおもいが連なっていたけれど、みんな聖を心配していた。
「こーき絶対消えるなよ。ステージから降りるなよ。」
「こーき生きてお願い」
祈るような消えそうなきもちを、みんな抱いていたことに安堵し、嗚咽を漏らした。
いまはわたしがなにか言える立場ではないことは分かっている。でもこれだけは伝えたい。
聖、消えないで。
お顔がすっごくかわいいんだからね。
見せないともったいないよ。
お願いだからまたスポットライトを浴びて。
歌うことをやめないで。
みんないることを忘れないで。
ここからが、あなたの「最後の始まり」だよ。
だから、笑って?
生きろ、きみはうつくしい。